UNEPフォーラム2018/主催者挨拶

鈴木基之氏
日本UNEP協会 代表理事
日本UNEP協会は、ほぼ2年間の準備を経まして2015年4月に一般社団法人としてスタートいたしました。
国連環境計画「UNEP」につきましては、名前は聞いていてもどんな活動をしているのか、ご承知でない方も多いのではないかと思います。さらに、私たち日本がUNEPにどういう形で貢献すべきか、また市民のレベル、企業のレベルなどいろいろなレベルで考えないといけないことが多く、そういうこともございまして協会をスタートし、昨年の9月にナイロビのUNEP本部との間で協定を結ぶという段階に到りました。
その意味では、このフォーラムが新たな活動をスタートする第1回目のフォーラムと申し上げてもいいと思います。
ぜひ、ご関心をお持ちの方々に協会の活動にご参加いただき、そして今後のわが国と国連環境計画との関係を深めていく、それが地球規模での貢献につながる、そういうことにお力を尽くしていただければと思っております。
さて、本日のフォーラムですが非常に短い時間で計画されております。しかしながら内容は盛り沢山でございます。
プログラム1では、国連環境計画の活動につきまして我が国に関連する部局および事業における概要の紹介を、プログラム2では、SDGsについて、国連大学がどういう取り組みを目指していくかの紹介があります。
プログラム3では民間企業のCSV、共通の価値をどう共有していくのか、SDGsをどう企業活動において具体化していくのか。そしてSCP、すなわち持続可能な消費と生産とは何かというようなことに関連しましてディスカッションされます。
プログラム4では、UNEPでは歴史のある活動ですが金融イニシアティブ、金融のメカニズムを使ってどのように持続可能な社会をつくりあげていくか、興味・関心の高いところでございますが、そういう点に関しましてのパネルディスカッションが行われます。
また、終了後のレセプションでも活発な議論を行えればとも思っております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。