【第19回 グリーン購入大賞 受賞式より】
持続可能な調達を通じた
グリーン市場拡大への貢献を顕彰

環境負荷ができるだけ小さい製品を、環境負荷の低減に努める事業者から優先して購入するグリーン購入。その活動を促進し、グリーン購入に関する普及啓発や情報提供、調査研究などを行うグリーン購入ネットワークは、1998年より毎年グリーン購入に関する優れた取り組みを表彰する「グリーン購入大賞』を実施し、今回で第19回となる。
この賞は社会における持続可能な調達の促進を図るために、気候変動の抑制や生物多様性の保全、資源循環の高度化等の環境の側面を中心とした取り組みに加えて、操業の遵法性や労働者の権利、貧困等の人に関わる社会課題を考慮した調達など、SDGsの目標達成に寄与する取り組みも応募対象とし、持続可能な調達を通じたグリーン市場の拡大への貢献という観点から審査・評価が行われていくもので環境省も後援している。
その表彰式が、2018年12月7日、エコプロ2018のイベントステージにて開催された。グリーン購入大賞「大賞」は、大企業部門ではイオン株式会社、株式会社ファンケルが、中小企業部門では株式会社大川印刷、ホットマン株式会社が受賞。行政・民間団体部門においては吹田市、横浜市資源リサイクル事業協同組合の2団体が選ばれた。
「優秀賞」は、大企業部門ではUCC上島珈琲株式会社、中小企業部門はカルネコ株式会社、行政・民間団体部門では国際環境NGO FoE Japanが表彰された。また、「環境大臣賞」は株式会社大川印刷、「経済産業大臣賞」はホットマン株式会社、「農林水産大臣賞」はイオン株式会社に授与された。